第9条(賠償)
 広告主、甲および乙のいずれかが本契約に違反する行為を行った場合、他の当事者は、その違反行為によって損害が生じた場合、違反行為を行った当事者に対し相応の損害賠償請求ができる。  この条項は、契約当事者が互いに平等に守るべき義務を示したものである。本契約に違反する行為はあってはならないことであるが、故意、過失を問わず、違反行為による被害は甚大であり、互いに損害賠償請求権を設定し、抑止させるものである。

第10条(使用期間終了後の乙の使用に関する信義則)
1.乙は、第3条2項に定めた使用期間終了後に、本作品を使用する場合は、広告主の企業イメージを損なうことのないように配慮し、事前に広告主並びに甲へ通知し、確認することとする。 第1項
 広告音楽は、一定期間の使用によって広告主の企業・ブランドのイメージに結びつき、記憶に残るので、たとえ使用期間終了によって広告主の使用権が消滅した後であっても、企業・ブランドイメージ保護を尊重する観点から、乙はあらかじめ広告主並びに甲へ通知し、確認する配慮が必要である。
2.特に他の広告主が広告目的で使用しようとする場合は、本作品の広告主に不測の損害を与えるおそれがあるので、乙は広告主並びに甲と慎重に協議し、未然にこれを防ぐようはからなければならない。 第2項
 本作品は、委嘱を受けて創られた広告音楽であるから、他の広告主のために使用されることは信義則上、通常あり得ないと考えられるが、過去に競合他社ブランドの広告に使用され、制作し直された事例等があり、そのようなトラブルが生じないよう、万一、他の広告主から使用の申込みがなされた場合には、乙は事前に広告主並びに甲と慎重に協議し、未然にこれを防ぐようはからなければならない。ただし、タイアップ音楽等にまでこの制約を付すものではない。

第11条(信義則)
 本契約に定めのない事項、または本契約の条項の解釈について疑義が生じた場合は、甲および乙は誠意をもって協議の上、信義に則して解決するものとする。

本確認書3通を作成し、広告主、甲乙それぞれ記名押印の上、各1通を保有する。

 平成  年  月  日

甲(広告会社 または CM制作会社)
所在地
社 名
役 職
氏 名

乙(広告音楽制作会社)
所在地
社 名
役 職
氏 名

広告主の確認
上記内容を確認し、同意します。

 平成 年 月 日

確認者(広 告 主)
所在地
社 名
役 職
氏 名
 広告主は、通常の取引形態からみると直接の取引当事者ではないが、広告主と広告会社等の間で結ぶ基本契約との整合性をはかるとともに、本確認書に確認署名することによって、この契約が広告主にとって有効であり、その権利と責任を有することとなる。「上記内容を確認する」とは、本契約が広告主を含む実質的な意味での三者契約であることを示す。



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