「広告音楽の使用」に関する基本的な考え方
 ACCでは『CMの使用について』と題する指針(1992年5月制定・1994年10月改定)において、著作権に関し、CMをどのように扱い、どのように活用し得るかについて検討し、CM界のコンセンサスとして見解をまとめています。
その基盤となる考え方は、次のとおりです。
  
1. CMの目的であるマ−ケティング活動への寄与
2. CM制作者の尊重と著作物としての創造性の向上
3. 音楽および出演者等、関連する他の権利者への配慮
4. CMの社会的・文化的価値の認識

 こうした基本認識のもとに、広告主、広告会社、CM制作会社の三当事者の間で取り交わすための『CMの使用に関する契約(モデル案)』を一つの目安として提案しました。
 今回発表する『CM音楽の使用に関する確認書(モデル案)』は、その方法論をさらに拡大し、JAMとACCが協同してまとめた、映像と音楽の一体化に寄与するための一つの提案です。これをベ−スに各業界で検討し、よき取引慣習が築かれていくことを期待するものです。
 提案の骨子は次のとおりです。
  
1. 音楽の著作権、著作隣接権の尊重と明確な契約形態の確立
広告音楽の使用に関し一方的な予断を排し、委嘱・受託の当事者間の誠意ある協議を通して相互理解を深め、適正な取引契約が確立するよう努力する。
2. 広告音楽の役割と使命に対する共通認識の共有
広告活動におけるCM本来の目的を尊重し、CMの使用やCMの効果を妨げないよう留意し、広告音楽の価値が十分発揮されるための配慮をする。
3. 委嘱目的、使用条件等のニーズと、作品の質との総合的評価による対価の設定
媒体、地域、期間等の使用条件を明確に定め、そのニーズと作品の価値とのバランスのとれた対価を協議によって定める。
また、サウンド・ロゴなどの継続使用をする場合のル−ルとその対価を確立する。


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